【海外Market見通し】
本日の海外市場では、ユーロドルは底堅い動きとなっています。アジア時間は昨日に引き続きドル円の下落につれて買いが先行。昨日高値の1.0952ドルを上抜けて一時1.0965ドルまで値を上げました。市場参加者からは「終値ベースで8月30日の高値1.0945ドルがポイント」との声も聞かれています。ドル円は「9月13日、14日の安値147.02円が下値の目処」として意識されています。今日の経済指標では、19時に10-12月期南アBER企業信頼感指数が発表されます。22時30分には10月カナダCPIが予定されています。24時には10月米中古住宅販売件数が公表されます。翌1時にはラガルドECB総裁、2時にはシュナーベルECB専務理事、2時35分にはセンテノ・ポルトガル中銀総裁が講演します。また、4時にはFOMC議事要旨(10月31‐11月1日分)が明らかになります。
【アジアMarket概況】
本日の東京市場では、ドル円は売られる展開となりました。朝方は一時148.42円まで買い戻される場面もみられましたが、その後は一転して戻り売りに押される展開に。米感謝祭を前にしたHF勢の売りが観測されたほか、米長期金利の低下も売りを後押し。昨日安値の148.10円や実需勢のビッドが観測されていた148.00円を下抜けると目先のSLを巻き込むかたちで下げ足を速め、一時147.25円まで売り込まれました。ただ、その後は147.80円台まで買い戻されています。日経平均は一時130円を超える下落となりましたが、後場に入ってからは底堅い動きに。結局、33.89円安で取引を終えています。
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