【海外Market見通し】
本日の海外市場では、ユーロドルは底堅い動きとなっています。アジア時間はドル円の下落につれて買戻しが先行。先週末高値の1.0916ドルを上抜けて一時10936ドルまで値を上げました。市場参加者からは「8月30日の高値1.0945ドルが目先の目処」との声も聞かれています。ドル円は「一目均衡表雲上限が位置する148.52円がサポートレベル」として意識されています。今日の経済指標では、18時10分にブイチッチクロアチア中銀総裁が講演します。22時にはデコススペイン中銀総裁が講演します。24時には10月米景気先行指標総合指数が予定されています。翌2時にはバーキン米リッチモンド連銀総裁が講演するほか、3時には米20年債入札が実施されます。3時45分にはベイリーBOE総裁、4時にはビルロワ仏中銀総裁が講演します。また、メキシコが休場となっています。
【アジアMarket概況】
本日の東京市場では、ドル円は売られる展開となりました。週明け早朝からゴトー日とあって仲値に向けた本邦実需の買いが先行。先週末NY時間の高値149.88円を上抜けて一時149.99円まで値を上げる場面もみられましたが、年初来高値を更新した日経平均が一転してマイナス圏まで下落したほか、米感謝祭を前にした一部HF勢のポジション調整の売りが持ち込まれると下値を試す展開に。株価が下げ幅をひろげたことも売りを後押しすると、先週末安値の149.20円を下抜けて一時148.70円まで売り込まれました。その後は149.20円まで買戻されています。日経平均は320円を超える上昇となって一時年初来高値を更新したものの、その後は一転して戻り売りに押される展開に。後場に入ってからは安値を更新。結局、197.17円安で週明けの取引を終えています。
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