出所:FOREX.com/USDJPY/日足/9月19日取得
テクニカル指標として1番メジャーなものといえば移動平均線が挙げられます。Moving Averageと英語表記されMAと略して表示、発音します。
一定期間の価格の平均値を算出し折れ線グラフで表すことにより一目で価格の方向感を掴むことができる補助ツールです。
出所:FOREX.com/USDJPY/日足/9月19日取得
移動平均線は指定した期間の平均価格の推移を見るためのもので、今の価格がトレンドなのかレンジなのかを見た目で判断します。上向きであれば上昇トレンド、下向きであれば下降トレンド、横ばいであるならばレンジとそのまま判断します。
出所:FOREX.com/USDJPY/日足/9月19日取得
移動平均線では、ローソク足と移動平均線の位置関係で今は買いが優勢なのか、売りが優勢なのかを判断できます。また位置関係に加えて両者がどれくらい離れているのかでエントリータイミングを精査することにも役立ちます。
移動平均線には基準にする価格や重視する期間によっていくつか種類があります。またよく使われる期間もありますので合わせてご紹介します。
ここでは移動平均線の中でも代表的な4つの移動平均線について解説します。
特に代表的な2つの移動平均線については違いがわかるように10日間の価格を基にしたそれぞれの5日移動平均線の計算式と一緒に確認してみましょう。
10日間の値動きを以下のように仮として設定します。
移動平均線は取引するスタイルや時間軸によって参考にする期間が異なります。また、移動平均線を複数本使ってエントリータイミングや決済タイミングの目安にする方法もあるので詳しく見ていきましょう。
エントリー後のポジションを持つ期間の長さで参考にする移動平均線は変わってきますし、確認する時間軸も変わります。
直近のチャートを使って実際にどのような場面で移動平均線を使って取引ができたのか解説していきます。
出所:FOREX.com/USDJPY/日足/9月19日取得
2017年からレンジ傾向だったドル円(USDJPY)は、2021年1月17日より始まった上昇により価格は長期の200日移動平均線を上抜け。遅れて3月3日にゴールデンクロス(200長期移動平均線を25短期移動平均線が下から抜いた)が完成し上昇トレンドを確実なものにした。その後2022年12月28日のデッドクロスが発生するまで1年7か月に渡りトレンドを形成し続けた。
トレンドの途中で横ばいの期間が続き利益確定をしたい場面も何度か訪れているが、移動平均線のクロスのみを判断シグナルにデッドクロスするまで保有をしていた場合、2,600pips(26円)もの値幅を獲得したことになる。
FXだけでなく移動平均線はCFD取引でも有効に活用できます。直近のチャートを使ってどのような場面で取引ができたのか解説していきます。
出所:FOREX.com/日経225CFD/日足/9月19日取得
コロナウイルスの影響により株価が大きく下がっていた2020年前半から大きく反発した日経225CFDはそのまま長期の200日移動平均線を上抜け。少し遅れて下向きだった長期移動平均線が横ばいになったタイミングで短期の25日移動平均線が長期移動平均線を下から上へ突き抜けゴールデンクロスが発生。この動きがトレンドを後押しし、2021年8月3日にデッドクロスが発生するまで1年2か月に及んで価格は上昇を続けた。
移動平均線のシグナルに従っていた場合、当時の価格の20%近い上昇を根こそぎ獲得できたことになる。
移動平均線は過去の価格の平均値を計算して折れ線グラフで表したものです。そのため移動平均線は買った人が多ければレートは上昇し移動平均線は上向きになり、レートは移動平均線の上側に位置します。逆に売った人が多ければその逆となります。つまりその期間内に相場に参加し取引をした人達がどちらを多く取引したかが大まかにわかるのです。
出所:FOREX.com/USDJPY/日足9月19日取得
移動平均線の傾きやローソク足との位置関係は、そのときどきの相場参加者の大まかな総意を表し、どちらのポジションを持った人が多いのかを視覚的に見ることができます。移動平均線が上向きなら上昇トレンド、下向きなら下落トレンドが発生することになるので、その方向に準ずることが勝率を上げる方法とも言えるでしょう。
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