ノックアウトオプションとは、リスクを限定しながら、高い資金効率で取引できるアクティブトレーダー向けの取引オプションです。提供開始以来、多くのFXトレーダーにお取引いただいております。
取引オプションであるノックアウトアウトオプションには、どのような特徴があるかを見ていきましょう。
損失リスク許容レベルに応じてオプション料の増減をコントロールできるため、市場トレンドと自身のトレード戦略にノックアウトレベルを設定することができます。
最大損失額がオプション料となるため予め損失リスクを確定させ、安心して利益の最大化
を目指すことができます。
*外貨建て銘柄の場合は、為替レートの変動によってオプション料以上の損失が出る場合があります。
週明けの「窓開け」や相場の急変時でも、ノックアウトレベルでの決済が100%保証されているので安心です。ノックアウトされた場合の追加手数料も発生いたしません。
*ただし外賀建て銘柄の場合、清算時の為替レートによっては損失がオプション料を上回ることがあります。
ノックアウトオプションの最大の特徴は取引を始める前に「ノックアウトレベル」を設定することです。「ノックアウト」とは、購入する銘柄の価格(原資産価格)が予測と反対方向に動いてノックアウトレベルという「損切ライン」に到達した場合に、保有ポジションのオプション価値がなくなり自動的に決済されることを指しています。
ノックアウトレベルはFX取引における逆指値注文と基本的には同じようなもので、価格がこのレベルに達すると保有ポジションは自動的に決済されます。
ノックアウトレベルが逆指値注文と異なるのは、スリッページがなく必ず設定した価格で決済されるという点です。なおノックアウトレベルは一度設定するとポジション保有後、途中で変更するとはできません。
ノックアウトレベルを設定するとその取引に必要な資金であるオプション料が取引画面に表示されます。このオプション料が最大損失額となるため、事前に損失リスクを知ることができ、損失リスク許容度に応じたスマートな取引を行うことができます。
*ただし外賀建て銘柄の場合、清算時の為替レートによっては損失がオプション料を上回ることがあります。
ノックアウトオプションを取引するうえで必要な資金は、ノックアウトレベルの設定によって決まるオプション料のみとなります。
ノックアウトオプションはノックアウトレベルの設定によっては非常に少額のオプション料で取引が可能です。安易に何度も投機的な取引を行ってしまい、結果累計損失が大きくなるおそれがあります。しっかり分析のうえ売買ポイントを見定めて取引をするようにしましょう。
FXの場合、ドル円を1ロット(1万通貨相当)の取引で必要な資金(証拠金)はその時々の為替レートにより異なります。例えば、1米ドル=145円のとき証拠金は58,000円になります。
一方、同じ為替レートでドル円ノックアウトオプションの1ロット取引でノックアウトレベルを原資産価格から100pips離れた水準に設定すると10,000円程度のオプション料になります。
ノックアウトオプションは、ノックアウトレベルの設定によっては、少額のオプション料でFXより有利な資金効率で取引を行うことができます。
*上記ノックアウトオプションはUP KOを取引した場合のシミュレーションとなります。
※図版内の変更。国内FXの無制限を ロスカットされない限り期限なしに変更。
またノックアウトオプションでは、ノックアウト価格に原資産価格が到達しない限り、ポジションを最長約1年間保有できるため、デイトレーダー、スイングトレーダーにも有効な金融商品であるともいえるかもしれません。
ノックアウトオプションはオプション取引でありがならFXに近いイメージで取引できるリスク限定金融商品のため多くのFX投資家に利用されています。
どのような流れでFOREX.comではノックアウトオプションを取引できるのか、実例とともに解説します。
⇒ノックアウトオプションのやり方は別ページでも詳しく紹介しております。⇒
実際のノックアウトオプションの操作方法を取引画面でご紹介します。特にスマートフォンでの取引の操作方法は非常に簡単で、かつノックアウトオプションの取引方法も非常にシンプルで3つの簡単ステップ。FXと同じ感覚で取引ができます。
① 取引したい銘柄を選択
② 方向を選択:「上昇予測ならUP」「下落予測はDOWN」
③ 数量とノックアウトレベルを決めて、オプション料を確認して発注
ノックアウトオプションはモバイルアプリを利用することで迷わず直感的に操作ができます。
モバイルアルプのメニュー「銘柄リスト」から通貨ペアをタップし新規注文を発注することができます。通常のFXのほかノックアウトオプション(KO)も同画面からお取引いただけます。上昇予測の場合は「UP KO」、下落予測の場合は「DOWN KO」を選択します。
次に表示される取引画面でBid(売りレート)、Ask(買いレート)を確認し、取引したい為替レートをタップします。今回はドル円の上昇を予想しUP KOを取引してみます。
次画面で「ノックアウトレベル」「ロット数」「指値・逆指値」を入力して発注します。ノックアウトレベルの設定によりオプション料=最大損失金額も変わってくるので発注時、約定後は必ずオプション料を確認するようにしましょう。
約定した保有ポジションはメニュー「建玉/注文」から確認することができます。また保有ポジションをタップし、決済注文を発注することもできます。
当サイトでは少しづつ慣れてきた方向けに、ノックアウトオプション攻略・トレードアイデアも紹介しています。ぜひ今後の取引にご活用ください。
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